
英国物理学会(Institute of Physics)の雑誌『Physics World』が選定した2025年における物理学分野の10大ニュース「Top 10 Breakthroughs of the Year for 2025」に、ナノサイズの液体水素が低温で超流動になることを液体水素中の分子の回転を利用して発見した理化学研究所(理研)開拓研究所 東原子分子物理研究室の久間晋専任研究員(研究当時、現客員研究員)らの研究成果が選ばれました。超流動という量子力学に由来する現象への理解が、非常によく研究されてきたヘリウム「原子」から、水素「分子」の世界へと広がる成果です。
理研のほか、金沢大学やブリティッシュコロンビア大学(カナダ)の研究者と共同で行われた本研究成果は、科学雑誌『Science Advances』オンライン版(2月21日付)に掲載されました。
今回の10大ニュース選出について、久間客員研究員は「大変嬉しいお知らせです。これからもナノの世界へ迫り続けます」と話しています。
分子「こま」のミクロな回転を基にナノ超流動水素の実証に成功
関連リンク
- 2025年2月22日プレスリリース「水素分子の超流動の確認に成功」
