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2025年12月26日

理化学研究所

新津 藍 チームディレクターが「ナイスステップな研究者」に選出

文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が発表する「科学技術への顕著な貢献2025(ナイスステップな研究者)」に、新津 藍チームディレクター(生命医科学研究センター 生体分子動態デザイン研究チーム)が選ばれました。

「ナイスステップな研究者」は、科学技術イノベーションの様々な分野において活躍し、日本に元気を与える研究者が選出されるもので、2005年より開始され、過去の選出者にはノーベル賞受賞者も含まれています。

新津 藍 チームディレクターの写真

新津 藍 チームディレクター

受賞業績
『タンパク質をつくり細胞膜のダイナミクスを理解する』
生物の細胞を形作る細胞膜には、多種多様な膜タンパク質が存在し、それらが連携することで細胞外からの情報を細胞内に伝えて応答を促します。膜タンパク質の中でも、チャネルタンパク質は細胞膜を貫通してイオンや小さな分子を運ぶ輸送体の役割を担い、生命現象の鍵を握っている分子です。新津チームディレクターは、世界で初めて大きなタンパク質と同等の安定性を持った低分子を透過できるチャネルを創出したほか、イオンを透過するチャネルを設計し、そのチャネルを構成するペプチドの数を精密に制御することにも成功しました。さらにイオンチャネルに留まらず、細胞膜の情報伝達に関わる他の膜タンパク質の理論設計法の開拓、構造・機能計測法の確立に取り組み、ダイナミクスを制御可能な人工タンパク質の創出を目指しています。神経伝達、免疫応答といった生命の根幹をなす現象を精緻に理解する研究にそれらを適用していくことで、医科学・生物学研究の新展開につながると期待されます。

コメント
ナイスステップな研究者にご選定いただき大変光栄に思っております。この受賞は決して私一人の力によるものではなく、共同研究者の皆さま、同僚、メンターの方々、そして家族の支えがあってこそ実現したものです。ここに深く感謝申し上げます。今後も、自在に分子をつくり、生物や疾患を理解する研究に一層邁進していく所存です。

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