
西田 栄介 領域総括が令和8年度文化功労者に顕彰されることになりました。日本において、文化の向上・発達に関して特に功績顕著な方が文化功労者として選出されます。
西田 領域総括は、長年にわたって、細胞の増殖・分化・発生から個体の老化・寿命に至る生命現象を対象に、情報伝達機構の研究に取り組み、細胞内で情報を伝える重要な酵素「MAPキナーゼ」の発見や、複数の酵素が連鎖して情報を伝える「MAPキナーゼカスケード」の概念の確立に関わる卓越した業績をあげました。さらに、組織間の情報伝達やストレス耐性の次世代への継承など、世代を超えた生命現象の解明へと研究を発展させました。これらの研究を通じて、西田 領域総括は、がんなどの疾患の分子機構の理解や治療法開発の基盤を築き、我が国の生命科学及び医学・薬学分野の発展にも貢献しました。
文化功労者の顕彰式は11月4日に都内で執り行われる予定です。
西田 領域総括のコメント
多くの人々に支えていただいて進めた研究を評価していただき大変うれしく思っています。理研において、神戸そして和光と、研究、運営に携わらせていただいていることに心から感謝しております。気持ちを新たにして、これからも精進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
