2026年1月26日から29日の4日間、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に関する主要な国際会議及びイベントが、SupercomputingAsia(SCA)とThe International Conference on High Performance Computing in Asia-Pacific Region(HPC Asia)により、大阪にて合同開催されました。
理研計算科学研究センター(R-CCS)は、実行委員会の主要メンバーとして日本への誘致から開催に至るまでの責任者としての役割を担いました。
SCAは2018年に始まり、オーストラリア、日本、シンガポール、タイのHPCセンターが毎年共同で開催している国際的なHPCイベントであり、最先端研究の論文発表が行われる学術会議であると同時に、民間企業や研究機関が最新技術を展示する場としても機能しています。一方、HPC Asiaは、1990年代から開催されているアジア・太平洋地域におけるHPC技術に関する国際会議です。
日本で初めての合同開催となった今回は、世界45か国から2,555名が参加し、国際会議として非常に高い関心と注目を集めました。
オープニングセッション
オープニングセッションでは、本会議の実行委員長であるR-CCSの松岡 聡センター長が開会を宣言しました。また来賓として米国エネルギー省 ダリオ・ギル科学担当次官、文部科学省の柿田 恭良 文部科学審議官、五神 真 理事長がご挨拶をしました。五神 理事長からは、理研、米アルゴンヌ国立研究所、富士通株式会社、NVIDIA Corporationとの協定締結についてご紹介しました。
HPC、AI、量子コンピューティング(QC)分野を代表する6名の多彩なスピーカーによる基調講演に加え、論文投稿、ポスター展示、ワークショップ、チュートリアル、BoF、招待セッションの数は過去に開催されたSCAの中で最多となりました。さらに、102のスポンサー企業・研究機関による展示も行われ、これまでにない充実したプログラムとなりました。

展示会場

R-CCSブース
また、「18th ADAC Symposium and Workshop」「HANAMI (Hpc AlliaNce for Applications and supercoMputing Innovation: the Europe - Japan collaboration)」「TPC (Trillion Parameter Consortium)」「The 8th R-CCS International Symposium」「ACM Second Asian School on High-Performance Computing and Artificial Intelligence」などの関連イベントも併催され、会場全体が大きな盛り上がりを見せました。
R-CCS International Symposium
R-CCSの研究者は、Best Paper Award及びBest Student Poster Awardを受賞しました。

Best Paper Award

Best Student Poster Award
次回のSCA 2027はシンガポールにて、HPC Asia 2027は韓国・ソウルにて開催されます。
関連リンク
- SCA/HPCAsia 2026のホームページ
- 2026年1月26日-29日シンポジウム「SCA/HPCAsia 2026」
- 2026年1月27日お知らせ「理化学研究所、アルゴンヌ国立研究所、富士通、NVIDIAが先端的HPC/AIの推進で協力」
