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2026年11月6日

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NASAが次世代遠赤外線宇宙望遠鏡「PRIMA」を選抜、日本の取り組みも新たな段階へ

-宇宙の塵に隠された、惑星・星・銀河の誕生と成長の謎を解き明かす-

PRIMA(PRobe far-Infrared Mission for Astrophysics)は、遠赤外線を使って宇宙を調べるNASAの口径1.8 mの遠赤外線宇宙望遠鏡計画です。遠赤外線は、人の目に見える光よりも波長が長く、温度の低い宇宙の塵やガスを調べるのに適しています。一方、地球の大気に遮られやすいため、宇宙から観測することで、これまで詳しく見ることが難しかった天体や物質を調べることができるようになります。

日本では、2023年6月からPRIMAに関する組織的な活動が始まりました。2024年12月には、JAXA宇宙科学研究所(ISAS)のワーキンググループが発足し、国内の研究者が科学面と技術面の検討を進めるとともに、PRIMAのさまざまな研究活動に参加してきました。

これまでのPhase Aでは、ミッションの基本的な構想を具体化し、必要な技術や設計について検討が進められてきました。他のミッションとの競争的な選考を経て進んだ Phase B では、これまでの検討をもとに、望遠鏡の初期設計や必要な技術の開発をさらに進めます。こういった活動を確実に積み重ねることで、打ち上げ、および、科学観測を実現していきます。今後は、日本の正式参加に向けた国内での審査や手続きが進められます。

理研の貢献

開拓研究所 坂井星・惑星形成研究室のYao-Lun Yang 研究員、古家 健次 研究員が、日本のPRIMA参加の可能性に向けた活動に参画しています。Yang 研究員と古家 研究員は、PRIMAによって観測される原始惑星系円盤中のHD分子(水素と重水素が結びついた分子)と水分子が放つ光の情報を基に、円盤に含まれるガスの質量およびスノーラインの位置を推定する研究に貢献する予定です。

詳しくは、広島大学のウェブサイトをご覧ください。

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