2026年10月23日
広島大学
東京大学
理化学研究所
抗真菌物質が酵母の細胞壁を厚くする仕組みを解明
-海洋生物由来の抗真菌ペプチドが引き起こす防御反応の一端を明らかに-
広島大学 大学院統合生命科学研究科の西村 慎一 教授、東京大学 大学院農学生命科学研究科の大学院生 中尾 拳典と菅長 昭文、理化学研究所 環境資源科学研究センター 創薬シーズ開拓基盤ユニットの吉田 稔 ユニットリーダー(東京大学特別教授)、スペインサラマンカ大学を中心とする研究チームは、海洋に棲息するカイメンが含有する抗真菌ペプチドであるセオネラミドAが分裂酵母の細胞壁を異常に厚くする仕組みを明らかにしました。
細胞壁が厚くなる主な原因は、細胞壁の主要成分である1,3-β-グルカンが過剰に蓄積であることが分かりました。また、その背景には、グルカンをつくる酵素が細胞の先端や細胞分裂が起こる場所に長くとどまり続けることが関係していることを明らかにしました。さらに、細胞の形や成長方向を制御するタンパク質「Cdc42」が、この現象に関与している可能性も示されました。
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理化学研究所 広報部 報道担当
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